2012年01月23日
俊良主(しゅんじょしゅ)節
島唄の三点セット(朝花節、俊良主節、黒だんど節)の一つで、年寄り達に好まれている唄である。
下の句を繰り返すので、長めの囃子が二度入る事になる。
*ここでは、最初の下の句を(中)と表現しています。
一.(上)ハレーイ 今日(きゅう)ぬヨーイ 誇(ほこ)らしゃや
何時(いてぃ)よりむヨーイ ハレ勝(まさ)り
ヨーイヤーレイ 何時(いてぃ)む イヨーイぬ
(囃子)話(はなし)どぅ聞(き)ちゅたむん 今夜(ようね)が初(はじ)め
(中)ハレー 何時(いてぃ)むヨーイ 今日(きゅう)ぬ如(ぐぅとぅ)に
あらち またヨーイ ハレ給(たぼ)れ
ヨーイヤーレイ 何時(いてぃ)む イヨーイぬ
(囃子)懐(なてぃ)かしゃ美声(みくぅい)ば チョ今拝(なまうが)でぃ
(下)ハレー何時(いてぃ)むヨーイ 今日(きゅう)ぬ如(ぐぅとぅ)に
あらち またヨーイ ハレ給(たぼ)れ
ヨーイ( )ヤーレイ
ハレナロー ウェスィロヨーイ
二.(上)ハレーイ 泣(な)くなヨーイ
なげくなー金久(かねく)ぬーヨーイ
ハレ俊良主(しゅんりょうしゅ) ヨーイーヤーレイ
ハレー とぅじーぬー イヨーイぬ
(囃子)話(はなし)どぅ聞(き)ちゅたむん 今夜(ようね)が初(はじ)め
(中) ハレー( )とぅじーぬーヨーイ
みのかなーやー運命(てぃもり) あてぃどぅヨーイ
にぎゃうしゅーや召(み)しょちゃるヨーヤーレーイ
ハレー とぅじーぬーヨーイ
(囃子)うまがでぃうくれぃばなんちゅりいもーれぃ
(下)ハレー とぅじーぬーヨーイ
みのかなーやー運命(てぃもり) あてぃどぅヨーイ
にぎゃうしゅーや召(み)しょちゃる
ヨーイ ヤーレイ
ハレナロー ウェスィロヨーイ
三.(上)汝(な)きゃ 拝(うが)む節(してぃ)や
夢(いむぃ)やちゅんま 見(み)りゃぬ
(中)神様ぬ 引合(ひきゃわ)しに
汝(な)きゃば拝(うが)でぃ
(下)神様ぬ 引合(ひきゃわ)しに
汝(な)きゃば拝(うが)でぃ
四.母(あんま)と父(じゅう)と 結(む)だる縁(いん)な
磯端(いしょばた)下りぬ 枯れにぎゃな心
加那(かな)と結だる縁な 餅(むち)とかしゃとぅの心
※母と父が結んだ縁は、磯端に垂れ下がった枯れ苦菜(にがな)のようなものにしか私には思えない。
それにひきかえ愛しい人と私が結んだ縁は、餅とそれを包んだ芭蕉の葉っぱのようにぴったり合っている。
五.いもちゃいもちゃ 元ぶれやくむぃが
いもちゃんどあんま 新茶の上茶入りて 夜光貝(やくげぇ)ぬ
味噌(みす)てぃけぇ出(い)じゃそあんま
※さあ来ましたよ。昔なじみのあの方が見えましたよ。
新茶の上茶を入れて、夜光貝の味噌漬も出しましょうか、お母さん。
六.年(とぅし)や寄(ゆ)らば心(こころ)から寄(ゆ)らず
白髪(しりゃげ)から寄(ゆ)りゅる
年(とぅし)ぬまた羨(うれ)ましゃぬ
七.世間(せけん)なんてぃ羨(うれ)ましゃや 七倉(ななくら)建(た)てぃとぅてぃ
食(みしょ)りゅん人(ちゅ)どぅ羨(うれ)ましゃや
うりゆりむ羨(うれ)ましゃや母(あんま)とぅ父(じゅう)とぅが
居(い)もりゅん人(ちゅ)どぅ羨(うれ)ましゃや
八.母(あんま)とぅ父(じゅう)とぅが、
母(あんま)とぅ父(じゅう)とぅが好(す)かん家(や)ば立(た)てぃちば
好(す)かん家(や)ぬ立(た)ちむなりゅむぃ
鶏(にわとり)ぬ卵(たまご)ぐゎし石垣(いしがき)積(てぃ)むぃちば
石垣(いしがき)ぬ積(てぃ)むぃなりゅむぃ
九.唄(うた)ぐゎぬぐいん取(とぅ)らば 西(にし)や真古志(まくし)ぬ
直松(なおまてぃ)ぐいんぐゎ取(とぅ)りぃ
三味線(さむしん)ぐゎぬぐいん取(とぅ)らば宇検(うけん)な市四郎(いちしろう)
西(にし)ぬ古見(くみ)や長浜(ながはま)やんむぃ
* 汝(な)三(み)人(ちゃり)寄(ゆ)りょすぃば取ったい投げたい
十.島(しま)や何処(だ)ぬ島(しま)む 変(か)わる義(ぎ)やねらぬ
水(みでぃ)に引(ひ)きゃさりてぃ 言葉(くとぅば)また変(か)わる
十一.朝寝(あさね)しゅる朝(すかま) 枕元(まくらもと)見(み)りば
吾(わ)が置(う)かぬ花(はな)ぬ 咲(さ)ちゅる不思議(うとぅまらしゃ)
十二.浮世(うきよ)仮島(かりしま)に 物思(むぬめ)しゅてぃ何(ぬ)しゅり
言(い)ちゃり語(かた)たり 飲(ぬま)まちゃり喰(か)だり すろや人(ちゅん)きゃ
十三.篭(く)もり浅(あさ)てぃどぅ 濁水(にぐりみでぃ)なりゅり
心(こころ)浅(あさ)てぃどぅ 女郎(ぞれ)名立(なた)ちゅり
十四.愛(かな)しゃ重(かさ)ねりば 心配物思(しわむぬめ)なりゅり
心配(しわ)すらぬうちに ぬきやまたまさり
十五.愛(かな)しゃしゅてぃぬくば ぬちいじむ愛(かな)しゃ
憎(にく)さしゅてぃぬくば ぬちいじむ憎(にく)さ
十六.いきゃ苦(くてぃ)さあてぃむ 涙(なだ)落(う)ち泣(な)くな
涙(なだ)落(う)ち泣(な)くば 世間(よそ)がまた笑(わら)う
十七.眠(あく)ましゃだるさや 六月(ろくがつ)日照(ひで)りぬ
磯山(いしょやま)戻(むどぅ)り
うりゆりむだるさや 七月(しちがつ)妊娠(ばらみ)ぬ
田(たん)ぶし道(みち)歩(ある)き
十八.加那待(かなま)ちゅる夜(ゆる)や 夜(ゆ)中(なか)目(むぃ)ぬ覚(さ)むてぃ
月(てぃき)や西(いり)下(さ)がてぃ 夜烏(ゆがらす)や鳴(な)きゅり
十九.西(にし)からむ集(ゆ)ゆり東(ひぎゃ)からむ集(ゆ)ゆり
かよな取(と)り合(あ)わせや稀(まれ)やあらむぃ
二十.稀(まれ)稀(まれ)ぬ御(う)兄(きゅ)弟(でぃ)集(ゆ)合(りゃ)えば愛(かな)しゃ
集(ゆ)合(りゃ)う時(とぅき)ちゅんま解(とぅけ)てぃ遊(あすぃ)ぼ
二一.取(とりゃ)合(わ)せむあらむ集(ゆ)合(りゃわ)せむあらむ
神(かみ)ぬ引合(ひきゃわ)せに貴方(なきゃ)ば拝(うが)でぃ
二二.六十重(ろくじゅうかさ)ねりば 百二十(ひゃくにじゅう)ぬお年(とし)
かけくさえ食(みしょ)ち世(しま)ぬ永(なが)ね
二三.七十三(ななじゅうさん)がでぃや 若(わか)き年(とし)心(ごころ)
子孫集(くゎまがゆら)ち 百歳(ひゃくさ)願(ねが)お
二四.八十八(はちじゅうはち)なりなば 白(しら)雪(ゆき)ぬ姿(すがた)
米盛(くむぃむり)かざてぃ 百歳(ひゃくさ)願(ねが)お
二五.白髪(しりゃげ)年方(としかた)や 床(とぅく)ぬ前(めぇ)に居(い)してぃ
我(わ)きゃや下(しゃ)さがてぃ 仰(ふしゃ)ぎ拝(うが)も
二六.月(てぃき)に願(がん)たてぃてぃ 太陽拝(てぃだうが)でぃ
我(わ)ぬ産(な)ちゃる親(うや)がなし 百歳(ひゃくさ)願(ねが)お
二七.歳(とぅし)や走(は)り川(こ)ぬ 流(なが)れ水(みでぃ)心(ごころ)
ゆり返(けぇ)てぃ見(み)欲(ぶ)しゃや 元(もと)ぬ十八、九
二八.花(はな)や根(ね)あらば 二度返(にどけぇ)てぃ咲(さ)きゅり
二度返(にどけぇ)てぃ咲(さ)かぬ 汝(な)きゃとぅ我(わ)きゃ
二九.浮世(うきよ)仮島(かりしま)に 一代(いちでぇ)居(う)らりゆむぃ
言(い)ちゃり語(かた)たり 浮世(うきよ)話(ばなし)
三十.浮世(うきよ)仮島(かりしま)に 一代(いちでぇ)居(う)らりゆむぃ
情(なさ)けあるこの世(よ) 仮(かり)ぬ世(よ)さむぃ
三一.歳(とぅし)や寄(ゆ)てぃ行(い)きゅり 先(さき)や定(さだ)まらぬ
荒海(あれうみ)に浮(う)ちゃる 舟(ふぬぃ)ぬ心(こころ)
三二.歳(とぅし)や走(は)り川(こ)ぬ 流(なが)れ水(みでぃ)心(ごころ)
七、八十なゆっすぃや 覚(うぶぃ)や無(ね)らぬ
* 吾(わ)きゃ番(ばん)な済(す)まちゃが汝(なぁ)きゃに頼(たの)も
* オシランド タマランド ニャスギラランド
* イジャサンバ イッチャタン調子(ちょうし)ぬ悪(わる)サ
ヒギャ節:武下 和平
ヒギャ節:里 歩寿
カサン節:森沢 信弘
ゆ り ど ろ
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下の句を繰り返すので、長めの囃子が二度入る事になる。
*ここでは、最初の下の句を(中)と表現しています。
一.(上)ハレーイ 今日(きゅう)ぬヨーイ 誇(ほこ)らしゃや
何時(いてぃ)よりむヨーイ ハレ勝(まさ)り
ヨーイヤーレイ 何時(いてぃ)む イヨーイぬ
(囃子)話(はなし)どぅ聞(き)ちゅたむん 今夜(ようね)が初(はじ)め
(中)ハレー 何時(いてぃ)むヨーイ 今日(きゅう)ぬ如(ぐぅとぅ)に
あらち またヨーイ ハレ給(たぼ)れ
ヨーイヤーレイ 何時(いてぃ)む イヨーイぬ
(囃子)懐(なてぃ)かしゃ美声(みくぅい)ば チョ今拝(なまうが)でぃ
(下)ハレー何時(いてぃ)むヨーイ 今日(きゅう)ぬ如(ぐぅとぅ)に
あらち またヨーイ ハレ給(たぼ)れ
ヨーイ( )ヤーレイ
ハレナロー ウェスィロヨーイ
二.(上)ハレーイ 泣(な)くなヨーイ
なげくなー金久(かねく)ぬーヨーイ
ハレ俊良主(しゅんりょうしゅ) ヨーイーヤーレイ
ハレー とぅじーぬー イヨーイぬ
(囃子)話(はなし)どぅ聞(き)ちゅたむん 今夜(ようね)が初(はじ)め
(中) ハレー( )とぅじーぬーヨーイ
みのかなーやー運命(てぃもり) あてぃどぅヨーイ
にぎゃうしゅーや召(み)しょちゃるヨーヤーレーイ
ハレー とぅじーぬーヨーイ
(囃子)うまがでぃうくれぃばなんちゅりいもーれぃ
(下)ハレー とぅじーぬーヨーイ
みのかなーやー運命(てぃもり) あてぃどぅヨーイ
にぎゃうしゅーや召(み)しょちゃる
ヨーイ ヤーレイ
ハレナロー ウェスィロヨーイ
三.(上)汝(な)きゃ 拝(うが)む節(してぃ)や
夢(いむぃ)やちゅんま 見(み)りゃぬ
(中)神様ぬ 引合(ひきゃわ)しに
汝(な)きゃば拝(うが)でぃ
(下)神様ぬ 引合(ひきゃわ)しに
汝(な)きゃば拝(うが)でぃ
四.母(あんま)と父(じゅう)と 結(む)だる縁(いん)な
磯端(いしょばた)下りぬ 枯れにぎゃな心
加那(かな)と結だる縁な 餅(むち)とかしゃとぅの心
※母と父が結んだ縁は、磯端に垂れ下がった枯れ苦菜(にがな)のようなものにしか私には思えない。
それにひきかえ愛しい人と私が結んだ縁は、餅とそれを包んだ芭蕉の葉っぱのようにぴったり合っている。
五.いもちゃいもちゃ 元ぶれやくむぃが
いもちゃんどあんま 新茶の上茶入りて 夜光貝(やくげぇ)ぬ
味噌(みす)てぃけぇ出(い)じゃそあんま
※さあ来ましたよ。昔なじみのあの方が見えましたよ。
新茶の上茶を入れて、夜光貝の味噌漬も出しましょうか、お母さん。
六.年(とぅし)や寄(ゆ)らば心(こころ)から寄(ゆ)らず
白髪(しりゃげ)から寄(ゆ)りゅる
年(とぅし)ぬまた羨(うれ)ましゃぬ
七.世間(せけん)なんてぃ羨(うれ)ましゃや 七倉(ななくら)建(た)てぃとぅてぃ
食(みしょ)りゅん人(ちゅ)どぅ羨(うれ)ましゃや
うりゆりむ羨(うれ)ましゃや母(あんま)とぅ父(じゅう)とぅが
居(い)もりゅん人(ちゅ)どぅ羨(うれ)ましゃや
八.母(あんま)とぅ父(じゅう)とぅが、
母(あんま)とぅ父(じゅう)とぅが好(す)かん家(や)ば立(た)てぃちば
好(す)かん家(や)ぬ立(た)ちむなりゅむぃ
鶏(にわとり)ぬ卵(たまご)ぐゎし石垣(いしがき)積(てぃ)むぃちば
石垣(いしがき)ぬ積(てぃ)むぃなりゅむぃ
九.唄(うた)ぐゎぬぐいん取(とぅ)らば 西(にし)や真古志(まくし)ぬ
直松(なおまてぃ)ぐいんぐゎ取(とぅ)りぃ
三味線(さむしん)ぐゎぬぐいん取(とぅ)らば宇検(うけん)な市四郎(いちしろう)
西(にし)ぬ古見(くみ)や長浜(ながはま)やんむぃ
* 汝(な)三(み)人(ちゃり)寄(ゆ)りょすぃば取ったい投げたい
十.島(しま)や何処(だ)ぬ島(しま)む 変(か)わる義(ぎ)やねらぬ
水(みでぃ)に引(ひ)きゃさりてぃ 言葉(くとぅば)また変(か)わる
十一.朝寝(あさね)しゅる朝(すかま) 枕元(まくらもと)見(み)りば
吾(わ)が置(う)かぬ花(はな)ぬ 咲(さ)ちゅる不思議(うとぅまらしゃ)
十二.浮世(うきよ)仮島(かりしま)に 物思(むぬめ)しゅてぃ何(ぬ)しゅり
言(い)ちゃり語(かた)たり 飲(ぬま)まちゃり喰(か)だり すろや人(ちゅん)きゃ
十三.篭(く)もり浅(あさ)てぃどぅ 濁水(にぐりみでぃ)なりゅり
心(こころ)浅(あさ)てぃどぅ 女郎(ぞれ)名立(なた)ちゅり
十四.愛(かな)しゃ重(かさ)ねりば 心配物思(しわむぬめ)なりゅり
心配(しわ)すらぬうちに ぬきやまたまさり
十五.愛(かな)しゃしゅてぃぬくば ぬちいじむ愛(かな)しゃ
憎(にく)さしゅてぃぬくば ぬちいじむ憎(にく)さ
十六.いきゃ苦(くてぃ)さあてぃむ 涙(なだ)落(う)ち泣(な)くな
涙(なだ)落(う)ち泣(な)くば 世間(よそ)がまた笑(わら)う
十七.眠(あく)ましゃだるさや 六月(ろくがつ)日照(ひで)りぬ
磯山(いしょやま)戻(むどぅ)り
うりゆりむだるさや 七月(しちがつ)妊娠(ばらみ)ぬ
田(たん)ぶし道(みち)歩(ある)き
十八.加那待(かなま)ちゅる夜(ゆる)や 夜(ゆ)中(なか)目(むぃ)ぬ覚(さ)むてぃ
月(てぃき)や西(いり)下(さ)がてぃ 夜烏(ゆがらす)や鳴(な)きゅり
十九.西(にし)からむ集(ゆ)ゆり東(ひぎゃ)からむ集(ゆ)ゆり
かよな取(と)り合(あ)わせや稀(まれ)やあらむぃ
二十.稀(まれ)稀(まれ)ぬ御(う)兄(きゅ)弟(でぃ)集(ゆ)合(りゃ)えば愛(かな)しゃ
集(ゆ)合(りゃ)う時(とぅき)ちゅんま解(とぅけ)てぃ遊(あすぃ)ぼ
二一.取(とりゃ)合(わ)せむあらむ集(ゆ)合(りゃわ)せむあらむ
神(かみ)ぬ引合(ひきゃわ)せに貴方(なきゃ)ば拝(うが)でぃ
二二.六十重(ろくじゅうかさ)ねりば 百二十(ひゃくにじゅう)ぬお年(とし)
かけくさえ食(みしょ)ち世(しま)ぬ永(なが)ね
二三.七十三(ななじゅうさん)がでぃや 若(わか)き年(とし)心(ごころ)
子孫集(くゎまがゆら)ち 百歳(ひゃくさ)願(ねが)お
二四.八十八(はちじゅうはち)なりなば 白(しら)雪(ゆき)ぬ姿(すがた)
米盛(くむぃむり)かざてぃ 百歳(ひゃくさ)願(ねが)お
二五.白髪(しりゃげ)年方(としかた)や 床(とぅく)ぬ前(めぇ)に居(い)してぃ
我(わ)きゃや下(しゃ)さがてぃ 仰(ふしゃ)ぎ拝(うが)も
二六.月(てぃき)に願(がん)たてぃてぃ 太陽拝(てぃだうが)でぃ
我(わ)ぬ産(な)ちゃる親(うや)がなし 百歳(ひゃくさ)願(ねが)お
二七.歳(とぅし)や走(は)り川(こ)ぬ 流(なが)れ水(みでぃ)心(ごころ)
ゆり返(けぇ)てぃ見(み)欲(ぶ)しゃや 元(もと)ぬ十八、九
二八.花(はな)や根(ね)あらば 二度返(にどけぇ)てぃ咲(さ)きゅり
二度返(にどけぇ)てぃ咲(さ)かぬ 汝(な)きゃとぅ我(わ)きゃ
二九.浮世(うきよ)仮島(かりしま)に 一代(いちでぇ)居(う)らりゆむぃ
言(い)ちゃり語(かた)たり 浮世(うきよ)話(ばなし)
三十.浮世(うきよ)仮島(かりしま)に 一代(いちでぇ)居(う)らりゆむぃ
情(なさ)けあるこの世(よ) 仮(かり)ぬ世(よ)さむぃ
三一.歳(とぅし)や寄(ゆ)てぃ行(い)きゅり 先(さき)や定(さだ)まらぬ
荒海(あれうみ)に浮(う)ちゃる 舟(ふぬぃ)ぬ心(こころ)
三二.歳(とぅし)や走(は)り川(こ)ぬ 流(なが)れ水(みでぃ)心(ごころ)
七、八十なゆっすぃや 覚(うぶぃ)や無(ね)らぬ
* 吾(わ)きゃ番(ばん)な済(す)まちゃが汝(なぁ)きゃに頼(たの)も
* オシランド タマランド ニャスギラランド
* イジャサンバ イッチャタン調子(ちょうし)ぬ悪(わる)サ
ヒギャ節:武下 和平
ヒギャ節:里 歩寿
カサン節:森沢 信弘
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